瀧羽麻子さん連載「我らが音楽に祝福あれ」扉絵を担当させて頂いております。
第一回目、主人公と音楽の出会いのシーンを描きました。
今回は明確に元ネタがありましてデンマークの画家、ヴィルヘルム・ハンマースホイの構図や光の雰囲気を参考にして描いてます。
室内のパースって真面目に取ってしまうと絵が硬くなってしまう気がして、自然に見える部屋にするのに毎度苦戦するのですが
(望遠気味に書けばいいだけのような気もしますが)
ハンマースホイの場合、よくみると結構パースがおかしかったりするのですが、
とても自然に収まっていて、それでいてとてもリアリズムに溢れていて、狐につままれたような気持ちになってしまいました。
正しさとリアリズムはイコールではないんだよと言われているような、不思議な気持ちになりました。
ラフです。
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